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Elective · ICT

情報化施工(TS・GNSSによる盛土の締固め管理)の要点

更新 2026.10.26読了 約4分令和4・6年度などで出題

TS・GNSSを使った盛土の締固め管理は、近年たびたび出題されている分野です。現場で使ったことがなくても、管理の流れと決まりごとを押さえれば点が取れます。

しくみ

締固め機械にTS(トータルステーション)の追尾用プリズムやGNSSアンテナを付け、機械の走行位置をリアルタイムに記録します。そこから盛土の各場所を何回通ったかを数え、締固め回数を色分けした図で管理します。発注者が締固めの方法を決める、工法規定方式の管理方法です。

施工前に確認すること

  • 地形条件や電波障害の有無を調べ、システムが使えるかを確認する
  • システムの運用障害の有無、精度と機能を確認し、結果を監督職員に提出する
  • 試験施工で、所定の締固め度が得られるまき出し厚と締固め回数を決める
  • 締固め回数が多いと過転圧が心配な土質では、過転圧になる回数を調べて上限を決める

施工中の管理

項目管理の内容
材料本施工の盛土材料の含水比が、所定の締固め度を得られる範囲にあるかを確かめる
まき出し厚盛土範囲の全面で、試験施工で決めたまき出し厚以下になるようにする
機器の設定プリズムやアンテナの取付位置と締固め位置とのオフセット量を測って入力する
GNSSの観測使用衛星数5衛星以上で観測する。FLOAT解になったら、FIX解に戻るまで作業を中断する
回数の確認締固め回数分布図で、全面が規定回数以上になっていることを確かめる

記録と帳票

  • 締固めのたびに計測データを保存し、締固め回数分布図と走行軌跡図を作る
  • 帳票には、材料の記録、まき出し厚の記録、回数分布図と走行軌跡図、層厚分布図などがある
確認の一問タップで答え

GNSSを用いた締固め管理で、測位が になったときは、 に戻るまで締固め作業を中断する。

道場アプリの土工分野に、TS・GNSSの穴埋めと記述があります。

記述で書くときのコツ

「留意点を書け」と問われたら、施工前(確認・試験施工)、施工中(まき出し厚・オフセット・測位)、施工後(帳票)の3つの場面から1〜2つずつ選ぶと、内容が重ならずに5つそろえられます。